当クリニックのホルモン補充療法には、3つの特徴があります。それは、「ナチュラル(バイオアイデンティカル)ホルモンによる治療」「総合的な治療」「患者様それぞれに最適化された治療」です。

ナチュラルホルモンとは

ナチュラルホルモンとはナチュラルホルモンと聞くだけで、何か良いもののような気がしませんか?たとえば、植物から取れた物質が「ナチュラル」ということだったり、「自然な」ものから作られた物質であれば「ナチュラル」と呼ばれたり、聞く人によって様々です。

私たちが考えるナチュラルホルモンは、このどちらとも違います。私たちが考えるのは、身体にとって「ナチュラル」なホルモン、つまり、身体の中に元々あるホルモンと、化学的に全く同じホルモンのことを指し、英語でbioidentical(バイオアイデンティカル)とといいます。

当クリニックで取り扱うナチュラルホルモンは、副作用が起こらず安全であり、補充するだけで若いころと同じような代謝が行われるようになります。

逆に、特定のホルモンと同じような作用を持つホルモン薬は、作用は似ていても、身体の中での代謝経路が全く違うので、結果として発ガン性物質が作られたりしてしまいます。
合成のプロゲステロン(プロゲスチン)が発ガンリスクを上げることはよく知られています。

皆さんがどこかで耳にしたことのある「ホルモン療法は危険」というイメージは、ナチュラルでないホルモン薬に関する情報なのです。

ナチュラルホルモン補充療法とは

ナチュラルホルモン補充療法とは人間の身体の中には、数十種類のホルモンがありますが、この中の主要なホルモンを、1つだけでなく足りないものをすべて、総合的に補充していくのがナチュラルホルモン補充療法です。

例えば、「マザーホルモン」という別名を持つDHEA(ジヒドロエピアンドロステロン)というホルモンがあります。ステロイドホルモンの元になるホルモンであるためこのように呼ばれていて、実際、免疫力の向上や気分の改善など、とても強力な効果を示します。

慢性的な疲労や抑うつを感じている患者さんの症状の改善にもとても高い効果が期待できますが、だからといってDHEAの補充だけでこの患者さんのすべての症状をなくすことはできません。

例えば、抑うつ症状の原因になっている可能性のあるホルモンを挙げると、このDHEAをはじめ、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、男性(女性)ホルモンなど、とても多くの種類のホルモンを挙げることができます。

仮にDHEAを大量に補充したとしても、これら他の多くのホルモンが原因で起こっている抑うつ状態を改善することはできませんし、かえって、DHEAの副作用が引き起こされるだけです。このため、個別の患者様それぞれに不足しているホルモンは何かを検査し、不足しているそれぞれのホルモンを適度に補充してあげることが重要なのです。

「最適量」とは

「最適量」とは他の血液検査の項目と同様に、ホルモンに関してもいわゆる「基準値」というものがあります。しかし、この範囲内に入っているからといって、必ずしもその患者さんにとってそのホルモンが十分にある、ということにはなりません。
とはいえ、補充しすぎるとあまり嬉しくない副作用が出ることもあります。

このため、多くのホルモンにおいて人生で最も分泌量の多い20歳前後のホルモン量を基準に補充します。

つまり言いかえれば、当クリニックのナチュラルホルモン補充療法は、主要なホルモンについて、その「ホルモン年齢」をすべて20歳頃の最も元気なレベルに引き上げることにより、身体の中から元気になろう、というものなのです。

よくある質問に、「そんなに若いころの(多い)量にしたら、多すぎてガンになったりしませんか?」というものがあります。しかし、考えてみてください。単にホルモン量が多いとガンになるなら、女性ホルモンの分泌量が多い20歳代の女性に、乳ガンや子宮ガンが多発するはずですが、実際にはそんなことはありません。

これは、2つの女性ホルモンのバランスがうまく保たれ、他のホルモンも免疫力を上げるように協働し、ガン細胞の増殖を押さえ込んでいるからです。
ナチュラルホルモン補充療法は、閉経してからでも、うまくホルモン量をコントロールしながら補充することにより、20歳代と同じような活力ある身体の状態を維持することを目指すものなのです。

ホルモン療法は安全?

2002年、米国で行われていたWHIという大規模なホルモン療法に関する研究が、中間報告とともに中止されました。理由は、ホルモン療法を受けた人たちの間で、心血管疾患、乳ガンなどの増加が見られたからです。
このニュースはメディアでも当時センセーショナルに取り上げられ、米国のみならず日本でもホルモン療法に対する不安感が高まりました。

しかし、この研究には多くの問題点がありました。特に、治療の対象となった患者の選ばれ方と、治療に使う薬の問題です。つまり、ホルモン療法をすべきではない患者に、使ってはならない薬を使っていた、ということなのです。
この研究では、当クリニックで扱う「ナチュラルホルモン」ではなく、「ホルモン類似物質」というものが使用されていました。これが、ガンなどを発生させた原因です。

当クリニックで扱う「ナチュラルホルモン」を、医師の管理下で適切な量で使用している限り、このようなリスクはありません。また、米国などでは一部のホルモン薬が薬局などでOTC薬として売られており、それを個人輸入しているインターネットサイトなどもありますが、これは質が悪く、効果が低いだけでなく不純物が多く含まれることも多いため、おすすめしません。

※当クリニックでは、米国FDA(食品医薬品局)の厳しい品質基準を満たした調剤企業の製品を使用していますので、安心してご利用いただけます。

各ホルモンの特徴

※各項目をクリックすると、詳細をご覧になれます。

甲状腺ホルモン
甲状腺で産生される甲状腺ホルモンは、代謝を司る、とても重要なホルモンです。脂肪を減らし、体重減少、コレステロールの低下に効果があります。また、このような身体の代謝だけでなく、脳の代謝にも影響を与えますので、甲状腺機能低下によってうつ病と同じ症状が起こることもあります。甲状腺ホルモンの適切な補充で、心も身体も見違えるほど元気になります。
甲状腺ホルモンの低下で起こる症状
虚弱 冷え 疲労感 飽き
薄毛 肌や爪の薄さ 体重増加 体脂肪増加
活力 やる気減少 うつ
DHEA
副腎で産生されるデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)は、免疫、脂質代謝などに関係するホルモンで、性ホルモンの元になることから「マザーホルモン」ともよばれます。老化を遅らせる効果があると言われ人気のあるホルモンです。
DHEAの低下で起こる症状
免疫力低下 密度低下 骨粗鬆症 骨密度低下
糖尿病 心臓疾患 内臓脂肪の増加
成長ホルモン
成長ホルモンと聞くと「使うと背が伸びるの?」と思われるかもしれませんが、大人になってしまうと身長は伸びません。
しかし、大人に対しては、筋力の維持や代謝アップ、免疫力向上、やる気・積極性アップ、脂肪量減少など、多くの効果を持つ「ヒーリング・ホルモン」として働きます。この成長ホルモンに関する論文から、現代のホルモン補充療法が始まったとも言え、非常に効果の高いホルモンです。
成長ホルモンの低下で起こる症状
疲労 筋肉量減少 脂肪量増加 やる気・積極性低下
持久力・スタミナ減少 治癒力低下 免疫力低下 骨粗しょう症
骨密度低下 肌のたるみ シワ 薄毛
毛髪の成長不良 皮膚のたるみ 腹部のぜい肉 セルライト
自尊心の低下
エストロゲン(卵胞ホルモン)
卵胞から分泌されるホルモンで、その成長に伴って量が増加します。子宮内膜を厚くする作用があり、妊娠準備を促すホルモンです。いわゆる女性らしい体を作ったり、肌の新陳代謝の促進をする働きをします。
エストロゲンの低下で起こる症状・疾患
ホットフラッシュ 不眠 寝汗 子宮萎縮
肌・乳房のたるみ 抑うつ
プロゲステロン(黄体ホルモン)

子宮内膜や子宮筋の働きを調整したり、乳腺の発達や体温上昇などを行うホルモンです。体脂肪を減少したり、骨粗鬆症を予防する効果があります。また、エストロゲンと協働して、心臓疾患を予防したりする一方、エストロゲンの行き過ぎた作用を抑え、ガンのリスクを減らしたりする効果もあります。

※医療保険の範囲で「ホルモン療法」として処方されるものは、「プロゲスチン」等の「ホルモン様物質」です。これは、エストロゲンの作用を抑えるどころか逆に強めてしまい、副作用が出やすくなってしまいます。当クリニックで使用するナチュラルホルモンなら、このようなことはありません。

プロゲステロンの低下で起こる症状
月経前症候群 更年期症状 更年期後症状 乳ガン
骨粗しょう症 心臓疾患
男性ホルモン
テストステロンは副腎や男性の精巣やなどから分泌されるホルモンで、特に男性の活力の素となるホルモンです。
筋肉量・筋力の維持・向上、脂肪量の減少などの効果があるだけでなく、気力・やる気の向上効果があり、逆に減少するといわゆる「男性更年期」の原因になり、30歳代後半からの男性のうつ病の原因の一つとなります。また、性機能の維持の機能もあることから、男性のEDの治療にも役立ちます。
テストステロンの低下で起こる症状
筋肉量減少 筋力・持久力低下 肥満 運動能力低下
うつ 骨密度低下 コレステロール値上昇 肌の萎縮
治癒力の低下 性機能の低下

診療の流れ

STEP01
問診・採血により、治療前のホルモンを中心とした状態を精密に把握します。
STEP02
検査結果をご説明し、必要なホルモンの補充を開始します。
STEP03
それぞれの患者様に最適な値になるまで毎月検査を行い、その後は半年に1度、フォローアップの検査を行います。

当クリニックの藤森院長は、米国でナチュラルホルモン補充療法の第一人者であるニール・ルージェ医師のセミナーを全て修了しています。 また現在、彼からの全面的なサポートを受け、日本の医師向けにナチュラルホルモン補充療法のセミナーを定期的に行っています。

料金表

※当院は完全自費診療(保険診療外)です。

ナチュラルホルモン補充療法 総合検査 88,300円 ホルモン10項目以上+栄養療法検査+ビタミンD+NTX(骨粗鬆症マーカー)+体組成検査+腫瘍マーカー ※ナチュラルホルモン補充療法ご希望の方は必須の検査 ※ナチュラルホルモン補充療法継続中は1年ごと ※男女で調べる項目数は同数 ホルモン補充療法登録料、ホルモン薬管理料、初回検査結果診察料 ※中止した場合のご返金は致し兼ねます
アラカルトホルモン検査 2,400円 ホルモン1項目あたり ※ホルモン値が安定するまで必要な項目のみ適宜検査を実施
総合ホルモン定期検査 46,700円 ホルモン10項目以上、検査結果診察料 ※ナチュラルホルモン補充療法治療中の方は必須
ホルモン+栄養検査セット 61,700円 ホルモン10項目以上+栄養療法検査、検査結果診察料 ※ホルモン補充療法中の方で適宜必要な場合

(※全て税抜価格)

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